situation
新型コロナウィルスの感染拡大による行動制限で、物理的な「場の提供」とともにサービスを行うビジネスは大きな打撃を受けました。特にB2C業界は、コロナによる業種別倒産件数をみると1位が飲食店、2位がホテル・旅館、3位がアパレル・雑貨小売店など、直営店ビジネスや卸を介したビジネスでは、新たな戦略を必然的に求められる時期に突入しました。その中、とある日系グローバル小売企業では、従来の採用とは違う方向性で、異業界の汎用的な人材を採用したいということになりました。
action
幅広く異業界の候補者の方々に毎週複数名お会いし、そこから何名かフィット感ある人材に巡り合えました。B2Cでは、似たようなタイプの候補者を探している企業がいくつかあり、複数企業のご紹介もでき、候補者にとって異業界へのチェレンジという点ではうまくサポートができたかと思います
候補者のリソースに関してはアソシエイトコンサルタント経由でした。初回の面談では候補者側に転職意欲が全くなく、大手銀行で働いていることから現職への不満もない状態でした。しかし、面談内でのキャリアコンサルティングを経て、自身のキャリアをじっくり考える機会を与え、異業界へのチャレンジと強く希望し始めました。
しかし、面接ではブランドビジネスということもあり、志望動機として"パッション"も非常に大事で、とても難しい部分ではありますが、以前私経由で入社した候補者様の事例を共有し、入社する意義を感じていただきました。
result
2ヶ月で決定した事例ですが、最終フェーズにおける入社する意義と付加価値を与えられたことが最も大事な要素だったかと思います。モチベーション維持や継続して働くことに直結する内容かと思います。
consultant's voice
重要なポイントとしては、ハイポテンシャルな人材を大きなマーケットからどのように探すかで、人材を見極める力と企業の求めるニーズをどれだけ理解しているか、というのが今回のキーとなります。
取材・文責
木村 竜斉
チームマネージャー
B2C業界:ラグジュアリーブランド、ライフスタイル・アパレルSPA、スポーツ・アウトドアアパレル、化粧品などを担当。
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